やっぱり外食は楽しいですよね。
予約の段階いや、店を決める段階からワクワク。
あの店行きたいな、この店も!って選んでるうちに、数ある中から選んだのだから絶対失敗したくない!と思っちゃいますよね。
今回は初めていくレストラン(や、その他の飲食店)で失敗しないようにするための極意を飲食店の中の人が提案しますよ!
もちろん働いている僕たちはお客さんの全てに満足していただきたいと思っていますので、できるだけ要望を汲み取ってお応えしていきたいと思っているのですが。。。
その辺をうまく進めるためのにはどうすれば良いか解説します。
_φ(・_・ もくじ
1:予約時に解消できる問題点
失敗の多くは不十分なコミュニケーションに原因があります。
お店側から自発的に聞いてくれることはあまりないので、積極的にこちらから情報を開示することでお互いの溝が埋まり失敗を回避できます。
予約前段階
初めて行くお店に予約せずにいきなりいくことはまずないですよね。
事前にweb検索したり、グルメサイトで調べたりしますよね。そこで一番大事なのが公式HPを必ず見るということです。
グルメサイトは無料プランと有料プランで掲載できる情報量が異なりますし、情報が古い場合がかなりの確率であります。
グルメサイトはテンプレがあるのでなかなか差別化できませんから、世界観や店の雰囲気を知ることは難しいですよね。
その点、お店公式のHPは情報量も的確で伝えたいビジュアルになっています。
次はInstagramでもお店の名前で検索してみましょう。
公式のアカウントがあればチェック。また位置情報やハッシュタグでも検索するとユーザーのリアルなレポートが見られます。
Twitterは140文字しかないので雰囲気や料理の説明には不十分なプラットフォームなので活用している飲食店は少ないと思います。こちらが継続的に情報を得るには良いSNSだと思いますが、ピンポイントで検索しても良い結果が得られない場合が多いです。
もしお店がTwitterを上手に活用していても、定休日の案内や本日のランチメニューといった比較的ライトな情報に偏っていますので検索しなくてもよいでしょう。
このように多数のメディアをクロスして検索活用することで、見えないところまでも見えてきます。
公式HPを必ずチェック
Instagramやグルメサイト、Googleマップ検索など複数メディアでクロス検索
Twitterは情報収集には不向き
予約時はなるべくこちらの情報を伝えよう
予約は電話でしますか?それともメールでしょうか?
これは本当のことなんですが、電話なら14:30~16:30の時間帯がおすすめです。
この時間帯は店内にお客さんがいることは少ないので、落ち着いて問い合わせしたり予約について尋ねたりできます。というわけでなるべく営業時間中の電話は控えましょう。
メールやLINEでの予約は24時間いつでも大丈夫です。聞きたいこともついでにジャンジャン書きましょう。
問い合わせの例
一つ例を挙げて説明していきます。
事前に写真などでどんな感じの料理なのかはわかっていたとしても、もう少し踏み込んだところまではわかりませんよね。
だったら聞いてみたらいいのでは?と思ってこんな質問をしたとしましょう。
しかし、このような質問は実は非常に答えにくいんです。
なぜならゲストが今回どのように利用するかによって提案が変わってくるからです。
このような質問をする場合は、こちらの状況をもう少し具体的に表すことでお店側も答えやすくなります。
コースとアラカルトどちらがいいでしょうか?
コースとアラカルトどちらがいいでしょうか?
お年寄りからお子様まで混在していたら、料理の好みもバラバラだろうな。
量については当日ご注文時にアドバイスさせていただきますよ。
このように同じ内容の質問でも全く違うサービスになります。
お店側に自分の利用するシチュエーションを知ってもらえば、最善の提案がもらえるのです。
同行者の情報を伝えよう
同行者の料理の好き嫌いや食物アレルギーの情報は伝えるようにしましょう。
お店はお客さんに満足してもらうのが最大の目的なので、
料金が発生するかどうかは置いといて最良の提案をしてくれますので、その後で判断すればいいでしょう。
コースで予約の場合はマストです。ていうかお店側から聞かれると思います。
コースを注文しておけば来店してドリンクを選べばその後スムーズに食事が始められます。
これがコース料理の一つの利点ですね。
逆にアラカルトの良い点はメニューを選ぶ楽しさでしょうか。
同行者と一緒に今日の楽しい時間を真剣に考える注文タイム。楽しみましょう。
自分たちの利用するシチュエーションを伝える
同行者の好みも伝える
コースはスムーズに食事が始まる・アラカルトは選ぶ楽しみがある
予算がわからない場合
一体いくらかかるのか不安な時もありますよね?
そんな時は思い切って聞いてみましょう。
聞かれたお店側は「変な質問だな」などとは絶対に思いません。
聞いてくれた方がお客さんを迎える立場として、情報が少しでも増えることはメリットなのです。
逆に希望の予算を聞かれる場合もあり、それに見合ったコースのおすすめなどがされると思います。
不安な点は事前に解消しておいた方がいいですね。だって楽しい時間のための予約なのですから。
次のページではアラカルトでのメニュー注文時の注意点について解説します。
メニュー選びに困ったら
アラカルトで楽しむには多少の経験が必要です。
何度も通っている店なら失敗することもないでしょうが、初めて行く店の場合はできるだけ失敗を避けたいろところですね。
失敗を避けるためだけに注力してしまっては本末転倒。落ち着いて食べたいメニューを決めないことには始まりません。
でもアンパイをつかみたいと思ってしまうんですよね。
おすすめ料理の聞き方
この質問は実は何百回とされてきましたが、未だに良い回答が出ておりません。
なぜなら「何がお好みか分からないからお勧めできない」からです。
答える側が理解できるように、具体的な質問にしてみてはいかがでしょうか?
パスタはどれがお勧めでしょうか?
またはこのような答えも
ちなみにめっちゃお腹空いてます!
結構ボリュームがありますよ!
漠然と投げるような質問では、店側が答えられないことが多いです。
何かヒントちょうだい〜っていつも思ってます。なのでちょっとでも情報があったら提案しやすいかな。と思います。
他にも「おすすめのワインを聴く時」もこのように少し情報を付け加えると、思いもよらぬ良いワインが提案されるかもしれませんね。
- 丸投げのような聞き方はNG
- 少しでもこちらの情報を渡してより良い提案ができるようにする
- とにかく聞き方を工夫すればOK
もちろん何度かご来店いただいているお客様のお好みはある程度把握しているので、新しい料理を作ったときや「もう一品欲しい」という時は何も情報がなくても提案ができます。
ここで紹介した方法は、あくまでも初めての来店時という設定です。
確かに初対面同士では意思の疎通は難しいですよね?
お互いの溝を埋めるように、またリラックスしてメニューを選ぶことを念頭において考えるといいでしょう。
さいごに
誰しも初来店で失敗したくないと思っていますが、丸投げはよくないということです。
リサーチは十分に。そして店員さんとの距離を詰めながら会話して
美味しい料理やワインをお勧めしてもらいましょう!