美味しくないクスクスの美味しい料理法

突然ですが、クスクスって美味しくないですよね。

どちらかっていうと「まずい」です。

食感もボソボソで、味もボヤッとしてて、一体なんのためにあるものなの?

そもそもクスクスって何なの?

そんな疑問に答えつつ、超絶美味しく理に適った使い方を紹介します。

なぜクスクスを材料として選択することになったのか、また材料選びや料理の構築方法の一例を公開します。

それでは最後までよろしくお願いします!

クスクスとは?

クスクスとは?

クスクスとは?
  • 北アフリカ発祥
  • トルコ料理の代表的なもの
  • 世界最古のパスタと言われている
  • 粒状の乾燥パスタ

こんなかんじでしょうか。

試しにクックパッドで「クスクス」と検索してみると、、

サラダやスープといった定番なものが並びます。

冷製のクスクスって微妙な味ですよね〜

カフェのランチ前菜やおしゃれ系を意識した料理家さん笑などは、見た目の可愛さでクスクスを使ったりしてますね。

とにかくこの作り置きスタイルがまずい原因というのが確実です。

クスクスの扱い方

調理法はいたってシンプルです。

クスクスは小麦製品。乾燥パスタなので、水分をと合わせると戻ります。

クスクスの調理法
  1. クスクスと同じ重さの湯と合わせて
  2. 蓋しておいておく
  3. 湯に1%の塩を入れておくとgood

水分が多すぎると食感が悪くなりますし、茹でて時間が経っても食感はぼやけてきます。

これはスパゲティと同じように考えていいでしょう。

スパゲティも茹ですぎると伸びてしまいますよね?クスクスも同じ小麦製品なのでそうなります。

スパゲティでいうところの「伸びた状態」のものがクスクス料理ではよく出てきますから、美味しいと思うはずがないですよね。

ここまででわかったことは「冷たい状態(作り置き)だと美味しくない」ということです。

では逆の温かい状態ではどうでしょうか?

出来立てのクスクスということですね。ほとんどの人が作り立てを提供するのが面倒なので冷製の料理ばかりになっているという状況です。

今回は温製のクスクスを紹介します。

クスクス(温製)

まず、いいですか?大前提として覚えておいて欲しいことがあります。

それは 理由なき調理はしない ということです。

見た目や好奇心から料理レシピを構築するのは本末転倒&愚の骨頂です。

今回のゴールは「クスクスを使う」ではなく、実は出発点に秘密があります。

まずは材料と、どんな料理かをざっくりと紹介します。

材料を見ただけでどんな料理かわかりますか?

材料
  • アサリ
  • ニンニク、バージンオイル
  • 白ワイン
  • じゃがいも、新玉葱、スナップエンドウ
  • ブロッコリー、菜の花などの季節野菜
  • クスクス

この材料を見てどんな料理ができるか想像できた人はかなりの料理好きな人ですね。

クスクスを除けば一般的な「アサリと野菜の白ワイン蒸し」ですね。

あさりの酒蒸しもそうですが、蒸し汁が余ってしまいますよね?

この料理でも白ワインとあさりの出汁が余ってしまいます。それをパンに浸して食べるのもいいですが、一つの料理として完結させるにはどうしたらいいかを考えると、、、

そこでクスクスの登場というわけです。

蒸し汁は液体です。バージンオイルで乳化させてもいいのですが野菜やあさりに絡みつくような乳化度合いにはなりません。

美味しいお出汁と具材を一緒に食べられるようにするには、、、と考えると

お出汁を固体化するという結果になりました。クスクスに吸わせるわけですね。

クスクスはちょうどサイズも小さく、注文ごとに調理しても時間的にも行けそうだったのと、

まずいと言われているクスクスを美味しく調理するという野望も手伝って決定しました。

では具体的に作り方を解説していきます。

あさりと野菜の白ワイン蒸しとクスクス(温製)の作り方

あさりを加熱する

ニンニクをバージンオイルで加熱し、洗ったあさりを入れすぐに白ワインを入れ蓋をする。

辛みが必要ならタカノツメも一緒に入れます。

口が開いたものから取り出していき、全体の水分が半量以下になるまで煮詰めます。

スパゲティのソースにする場合は水分がほぼなくなるまで煮詰めたほうがいいのですが、

今回はある程度水分が必要なので。でもあさりの味も濃くしないといけないので半量くらいまで煮詰めるのがいいでしょう。

野菜を加熱する

鍋に水を加え、

新玉葱、あらかじめ蒸したじゃがいも、その他の野菜を入れ蓋をして加熱します。

ここで火を通すものは完全に通していきますが、硬いじゃがいもだけはあらかじめ加熱しておくので2〜3分で大丈夫です。

水なすやズッキーニを入れても美味しいですね。トマトやプチトマトは色合いが良くなりますが、酸味や水分のコントロールが難しくなるのであまりおすすめしません。

野菜が加熱されたら取り出します。

クスクスの加熱

さあいよいよクスクスの投入です。

ここで注意しなければならない点が、「砂の有無」です。

お出汁全てを食べる料理にするので異物が絶対にないようにしなくてはいけません。

不安なら面倒でも不織布で濾すなどして万全を期してください。

クスクスの分量は水分に対して若干少なめに。そのほうが早く戻ります。

フライパンの温度を上げて蓋をして火を止め、2〜3分待ちます。

その間はあさりや野菜は温かいところにおいておきましょう。

必ず食感を味見して、芯が残っていなかったら味を整えて出来上がりです。

もう一度温度を上げ、全体を温めてからさらに盛り付けて完成です。

今回の料理のねらい

今回の料理のねらいは言わずもがな「お出汁を食材と一緒に口に運ぶ」ということです。

クスクスに吸わせた【あさりの出汁+ニンニクの香り】をあさりや野菜の表面に纏わせることで、食べ手にストレスなく食事していただけるようになります。

しかも、小麦の旨さも加わりますので味に幅ができまね。一石二鳥です。

冷製じゃないクスクス

よく口にするのはやっぱり冷製のクスクスです。温製でしかもあさりの出汁が含まれていてなおかつ出来立てのクスクスは、食べ手に驚きを与えます。

マイナスイメージの食材を上手に調理することでインパクトが上がり、料理を食べることを楽しもうとする意識にさせることができるので、概ね高評価をいただいております。

このように考え方を整理して、レシピを構築すると、

単純でも面白く興味深い料理が出来上がります。

ぜひお試しくださいね。

まとめ
  • 出汁を吸わせて食材と一緒に食べやすくする
  • 出来立てのクスクスでインパクトと与える
  • 小麦の味が加わり幅が広がる
  • 冷製クスクスが美味しくないおかげで、温製だと評価が上がりやすい

料理は楽しんでするのがいちばんの上達法です。

誰かに振る舞って「美味しい」をいただくとさらに上達しますよ。

楽しんで料理してくださいね!ご感想をお待ちしてます!

今回も最後までありがとうございました!

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