_φ(・_・ もくじ
魚焼きグリルに適した魚とは?
こんにちは!なおです。
いきなりですが、焼き魚の美味しさのポイント、わかりますか?
- 皮の焼けた感じ
- ふっくらとした身
- 美味しそうな香り
などが挙げられますよね。そうです。このサイトではその結果にダイレクトにつながるような調理を推奨していますので、今回も正ルートで美味しさのゴールにたどり着きましょう。
- しっかり焼けた皮
- 身はふっくら
さて、魚焼きグリルに適した魚ですが、まあ入るサイズならなんでもokですが
特におすすめなのは、
丸ごと(内臓ごと)焼く【サンマ】【アジ】【アユ】これらは鱗をとるだけの下処理なので楽ですね。魚の姿のまま骨と内臓ごと焼く焼き方です。
それか、開きになっている【一夜干し】が良いと思います。
その根拠はどちらもフライパンでの加熱にむかないからです。
他にも干物類なら【あたりめ】【みりん干し】などですね。あまりにも薄いものなら焦げやすいので焼く時に注意が必要ですね。
切り身でも脂が乗っているものなら身が網棚にくっつきにくいのでグリルでもうまく焼けるかなと思います。でもそれを見分けるのって難しいですよね。くっつかないアルミホイルを使えば掃除も楽ですし本当にくっつきません。オススメです。
魚焼きグリルに自動モードがついているものありますね。それを使うときは追い焼きしたほうがいいです。あまり焼き色がつかないことが多いので。
魚焼きグリルの特性を知る
熱の伝わり方は?
魚焼きグリルの加熱プロセスは
- 熱源からの直接的な輻射熱
- 熱源がグリル内の空気を暖めて間接的に食材を加熱する熱風の対流
という2種類があります。すごいですね!2種類の加熱法で焼くなんて美味しくなりそうでしょ!
しかも熱源から食材までの距離が近く庫内も狭いので、トップの温度になるまで時間がかかりません。熱効率の面から見ても優秀ですね。
魚の持つ油で焼く!
揚げ物解説の時にもやりましたが、熱は伝わっていく順序があります。
このように順番に伝わっていきます。
魚は皮の直下に脂があり、水分も多い食材です。この脂と水分に熱を伝える仕事をしてもらうというイメージですね。でも実際にはグリルの中でほったらかしの加熱になりますが。ここでは一応プロセスは理解しておきましょう。
皮の持つ脂をグリルの2種類の加熱プロセスで温めていき、その脂が皮や身を加熱していきというイメージです。魚を焼いたら皮がぐつぐつするでしょう?あの現象がそうです。脂が頑張っているのです。
脂と水分で間接的に加熱を手助けしてもらうことで身はじわじわ温まり、皮と皮直下の脂のおかげで水分が守られる形になり水分の消失は自動的に防がれる作用が働きます。
「皮はパリッと中はジューシー」美味しさの王道がここでも出てきましたね。私たちは食感のコントラストが非常に好きで美味しく感じるポイントなんですね。